メロディーは知っていても歌詞までは知らない方は地元でも多いかと思います。
下に歌詞(一部のみ)を掲載させていただきます。
歌詞を知っていれば戸出七夕をよりいっそう楽しむことができるでしょう。
また、歌詞には注釈をつけさせていただきました。
戸出音頭で、戸出町の歴史にも触れてみてください。
戸出音頭
作詞:武田利雄 作曲:小沢慎一郎 編曲:小沢直与志
戸出よいとこ 砺波の都ヨイヨイ
米のでどころ 米のでどころ 機織りどころ
風に流れる 風に流れる サテ心うかせる 筬の音
サテ 戸出音頭でよいとサッサ
遠い元和に開いて 伸びてヨイヨイ
日まし栄える 日まし栄える 由緒の町よ
さあさ築こよ さあさ築こよ サテみなで築こよ 夢の町
サテ 戸出音頭でよいとサッサ
※ 米のでどころ:
江戸時代、加賀藩は加賀・能登・越中の3国を
支配していましたが、最も多くの米が穫れたのが越中国でした。
そして越中国で最も米が獲れたのが砺波郡でした。
戸出には砺波郡で最大の加賀藩の米蔵(戸出御蔵)が置かれていました。
戸出は加賀藩百万石を支える上で大変重要な場所でした。
※ 機織りどころ:
江戸時代中期の苧麻(ちょま)栽培から始まり、
江戸時代後期には、経糸(たていと)に麻、緯糸(よこいと)に苧麻を使用した
八講布の産地として全国的に知られていました。
そして明治以降は富山県内有数の繊維業のまちとしてさらに発展を続けました。
※ 砺波の都:
御蔵と機織りの町として賑わったほか、
戸出には御旅屋(加賀藩主のための宿泊所)なども築かれ、
砺波郡において中心的な役割を果たすまちとして発展してきました。
(江戸時代の砺波郡は、現在の高岡市、小矢部市、砺波市、南砺市にあたります。)
※ 元和(げんな):
江戸時代初期の元号。戸出町は元和3年(1617年)、
大庄屋である川合又右衛門によって開かれました。
ちなみに加賀藩では大庄屋のことを十村(とむら)と呼んでいました。
※ 由緒の町:
自然発生的に人が集まりいつ開かれたかがはっきりしない町が多い中、
戸出町は開町記録が残っている中では砺波平野において
最も古い町です。これが「由緒の町」と呼ばれる所以となっています。