| 吉田 千秋さん(RACDA高岡;万葉線株式会社) |
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RACDAキャラバン「戸出に寄っといで」 |
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戸出は、富山県で一番最初に開業した駅の一つです。そのせいか、この駅を一歩出ると不思議ななつかしさが感じられます。 なんでだろう?よくみると「ちょっとい昔」がそのまま残っているんですね。こぎれいに改築されることなく姿を変えない駅舎。昔急行に活躍した後、七尾線なんかで脇役に回ってがんばって、へとへとになったら城端線に連れてこられてのんびり走るディーゼルカー。駅前には日通があって、タクシーがあって、駅前食堂があって、有料自転車置き場があって、魚屋とか薬屋とか八百屋に毛の生えたようなスーパーとかの商店街まで残っている。ついでですが、高岡南高校の制服も開校以来変わっていないんじゃないかな(違っていたらごめんなさい)。私が通学で城端線を利用していたのは20年前ですが、その頃とちっとも変わっていません。たぶんもっともっと前からそんなに変わっていないでしょう。今の姿そのままでも「昭和の駅とまち」を残すものとして文化的価値があるんじゃないでしょうか。 すごいですね。たぶん地元の人は、こんなことは自慢にならないと感じているでしょうけど、外から見る私たちは気づくんですね、その価値を。公共交通機関としての城端線活性化については、武山、小林両先生のお話のとおりまだまだいろんな可能性を秘めています。それらを実現して活性化を図るにしても、これだけの文化的価値をぶち壊す必要はさらさらありません。 城端線を根本的に見直して、1時間に2本くらい列車が走る。イオンと新高岡駅までちょっと線路が寄り道、瑞龍寺にも駅ができる。そうしたら県内外から買物客と観光客が訪れる。その時に、もう10分間足を伸ばせば、お父さんお母さんが涙するノスタルジーの世界が現役で目の前に広がる。そうやって人を呼んで、今やってるみたいに地元の安くて新鮮な野菜でも買ってもらえば、みんな喜んで帰って行くでしょう。何にも手を加えないでちょっとした観光スポットになり地元の産物も売れると思うのですが、素人の浅はかさでしょうか。 夢の成否はともかくとして、RACDAキャラバンの目的のひとつにこうした「地元では気付かない良さを発見し、そのまちの元気回復のお手伝いをする」ことを挙げても良いのではないでしょうか。 |
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