第1回 講演会   講師紹介
 
 高岡西部中学校卒業後に高校からバドミントンを始められ選手として
全日本実業団選手権大会や全日本社会人選手権大会や国体で優勝を果たされ
国際大会でもご活躍されました。 
  その後、指導者としてもH14年度には全日本総合選手権大会では
三冠優勝日本リーグではH13年・14年と2年連続、団体優勝に導いて
おられます。
  現在は全日本男子バドミントン部監督・トナミ運輸バドミントン部監督で
H16年のアテネオリンピックに向けて候補者選手とご活躍中です。
                                                                                  
今泉勉先生「私とバドミントン」講演内容

選手時代の練習方法と目標

 高岡商業高校生時代は、下級生には負けたくないと思い2年生から約1年間毎日日誌をつけた。
練習とランニングを部の練習以外にもやりレギュラーを目指し、インターハイ出場する。

 中央大学時代は、上級生が厳しければ厳しいほど下級生にも厳しく練習を要求され、磨かれた。
競争心がありレギュラーになりたい・海外にも行きたいと頑張る。大学チャンピオン。

 地方から全日本を目指したいと思い入った高岡市役所バドミントン時代は、練習前にランニングを人より多く心がけ練習であっても気を抜かない。時にはコントロール練習になる中学・高校生を相手に練習する。教える事が自分のバドミントンのプラス・上達の一つで磨きがかかる。全国大会で勝ち海外に出たいと願う。そして国際大会を経験する。

中学・高校・大学・社会人の時に心がけてきた事

 1、夢と目標を区別する
      
夢は大きいものであってよい 目標は具体的にもつ
  2、常にゲーム感覚を磨く
      
何のためにしているのか理解して練習に取り組む
  3、練習とゲームは疲労度が違う
      
ゲームはストレス・プレッシャーがかかるので克服する
  4、練習時間は最初から飛ばして自分を責めて自分に負荷をかける
  5、朝食を必ずとる

トナミ運輸バドミントン部の立ち上げから現状況

 平成2年にバドミントンを立ち上げ全日本選手権でベスト4入りするが中々優勝できない。会社組織、同級生、仲良しグループでは優勝できない。新しい選手や引退する選手など年齢層が出来てチームのけじめや雰囲気やカラーができ6〜7年かかる。そして平成8年に初全日本実業団を取る。

 優勝を体感させてあげる事が選手に1番の薬になる。本人の考え・パフォーマンス・強い気持ちが7割。監督・指導者・環境が3割。勝ったらまた勝ちたいと思うので勝った後、選手に次の目標を持たせる。そうしないと連覇は難しい。

 感謝の気持ちを持ち、何事も人のせいにしない。不平不満は言わない。選手は会社から給料を貰っている。会社は見返りを待っているので連覇してオリンピックに出場する事。来年16年のアテネオリンピック出場を目指す。

質疑応答から

 生徒質問:スランプのときはどうしたら良いですか?
 先生「スランプは誰にでもある。
     練習の中でのフォームやうまくいった時のいいイメージを思い出す。」

 生徒質問:試合前の選手へのアドバイスはありますか?
 先生「全体にとりあえず自分の持っている全てを出す事を考えてという。
            チームで戦う時はベンチにいる選手も一緒に戦う気で。」

 PTA質問:親の立場から、負けた時どのようにアドバイスしたらよいですか?
 先生「先のことは考えないで今現実を見つめながらやれ、
            一生懸命やったらそれでいいと言う。」


 PTA質問:個人戦、団体戦と2日間の試合で個人戦に負けた子へ団体戦に向けてどのように
       アドバイスしたらよいですか?

 先生「自分自身が身体で終わった事を認識している。負けを引きずらない。
            勝負強い人はミスを考えずにまた頑張る。」

PTSからの感想

 自分より上手な人ばかりの中でスタートという事で、本来ならやめてしまいそうな環境の中、何を信じて努力してこられたのだろうか?最初から才能に恵まれて成功されたのだろうか?と講演前は、いろいろと思いを巡らせておりましたが、自分のため人よりも練習をする。目の前の目標を一つずつ達成する事で大きな夢をつかむ。何事も前向きにとらえて人のせいにしない。など先生の努力の姿勢にとても感動しました。自分を信じ1つ1つの努力を積み重ねる事こそ目標・夢の実現につながるのだと確信し親としてもその姿勢を持ち、我が子を導いていけたらと思います。

 子供にただ「ガンバレ」という言葉ではなく、今どんな事をしたいのか身近な目標を見つけられる言葉をかけたいと思います。

 中学校生活の忙しい日々の中で、やりたい事やらなければならない事が多い中で、分かっているが実行は難しい事です。自分が何のために勉強し部活動を頑張らなければならないのか、親としても子供にどのようにアドバイスしたら良いのか悩む日々です。今日のお話の中で、努力したら達成できるような目標を決めてそれに向かって努力し、また新しい目標を決めそれに向かって努力する。達成の喜びを味わえるからまた次の目標に頑張れるという言葉を聞いて私自身一つの答えが見つかったように思えました。

 今まで目標は漠然としていましたが、お話をお聞きして身近なところから目標を持ち努力し結果が出せるような人に子供と共に成長していきたいと思いました。

 勝つためには、人より練習をする・努力する・目標のために頑張るんだ。といわれた言葉は、今思い悩んでいる中学生やPTAの私達の心にしみました。言葉だけではなく実行してこられた中での言葉だからこそ実感として受け止められました。

 昭和39年のオリンピックのテレビを見て感動し、高校生からバドミントンを始められ1つ1つの目標を地道に人より努力し夢を実現のものにされた今泉先生。進路や将来を考える上で中学生である子供達が、今から新しい事を始めても決して遅くはない!目標を掲げ、大きな夢を持ち、たくましく育ってほしいと思いました。

    講演会のちらし
講演会のビデオあります。西中PTAでご覧になりたい方は一報ください。