平成14年家庭教育講演会


日時  平成14年7月9日
場所  高岡西部中学校体育館
演題  「教育の流れと子育て」
講師  高岡西部中元校長
     橘 規矩雄 先生


熱心にお聴きでした。



講演会内容
1 どんな人物に育って欲しい
   鈴木宗男  柳沢敦  本木克英  野茂英雄  田中真紀子  高橋尚子  「さくら」
2 Alvinn Toffler(アルビン・トフラー)「第三の波」1998年書
  ・第一の波  狩猟採集の移住生活から農耕牧畜の定住生活へ
           (数千年のタイムラグ)
  ・第二の波  農耕牧畜から産業革命による工業化社会へ
           (18C中頃から2〜300年)
     確立された6つの原則
       規格化(携帯・リモコンのボタン等)   専門(分業)化(工場や学校)
       同時化(時間・時刻)            中央集権化
       集中化(工場で生産・スーパーで販売・学校で授業)
       極大化(大きいことはよいこと)
  ・第三の波  今、我々が直面している   上の6つの原則が崩れつつある
     Tofflerは、現在の社会の混乱を、6原則を受け入れようとする大人と
     拒否する若者の対立に起因するという。
3 学校に求められるもの
  ・人格形成
     許容社会と限界感覚(何でもありと我慢)
     知識・理解の量(暗記)からの脱却
     学校歴神話の崩壊
       どこの学校卒かではなく、何が出来る人物か・何をしようとしているか・どんな人物か
  ・個性重視
     型から入り型から出る     はじめから何でもありでは伸びない
       (個性を磨くため、まず基礎・基本)
     狼少女   氏より育ち   鏡と鑑
       育て方で狼にもなる   友達を見ればその人物が分かる
4 中学生との関わりから
  ・ある幼稚園長
     おしめの取れない入園時の増加   これから学校はますます大変
     3歳児での予測
  ・中学校へ行ったらおかしくなった
     現象発生は中学で(それまでの育ちの総決算)
  ・子どもが変だ
     大人は?   政治家・高級官僚・学校の先生も
  ・体験こそ
     社会に学ぶ14歳の挑戦
     習うより慣れろ(炊事・洗濯・挨拶・清掃)
     ゲームの達人・肩こり、視力低下、一人遊び、携帯
  ・躾の差の拡大・耐性の低下
     すばらしい生徒も相変わらず存在
     家庭学習量の低下
     この世に生きる   漢字(親・教育・人・仁)
     人間関係をどう結ぶか
  ・過保護・過干渉・放任
5 その他
  ・自己責任と他罰傾向
  ・子どもをダメにする方法
     何でも要求を全て聞き入れる   稲の水やり(根を張らせる)
     家庭不和    他罰に徹する   発達課題をクリアーしていない
  ・発達課題
     乳児期   信頼感   親、家族とのスキンシップ・人見知り
     幼児期   自立感   成功と失敗の繰り返し(失敗へのフォロー)
     少年期   活動性   体験してみる機会が多い(やってみよう)
     青年前期  自発性   自分で決断・計画・実行(自己決定の場、選択の自由)
     青年後期  自己同一性   アイデンテイテイの確立(自分は何者か)
  ・意欲(やる気)が出る
     上下ではなく、対等な人間関係の中から(カウンセリングマインド)
     ほめる(豚もおだてりゃ)     長所を認める
     子どもの自主性を尊重する(やらせてみる  失敗から学ぶ)
     暖かい人間同士のふれあいの場を設ける工夫

     やって見せ、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かず
                                           (山本五十八)  




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