西山歴史街道とは


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西山歴史街道とは

0914-001_005a.jpg画像出典:「西山丘陵整備基本構想【旧高岡市域版】」(高岡市教育委員会 平成20年)p5より(一部修正済み)

西山丘陵整備基本構想の目的

『西山丘陵整備基本構想【旧高岡市域版】』(高岡市教育委員会 平成20年)に、西山丘陵・二上山丘陵の位置について次の文章があります。

「西山丘陵・二上山丘陵は、本市の北西部に位置する。小矢部川左岸沿いにあって小矢部市、氷見市、射水市および石川県宝達志水町、津幡町との境、日本海に囲まれた地域の丘陵地である。」(p5)
上図の紫色のラインが古道「山根往来」(推定)で、それに沿って西南から北西に延びる薄いオレンジ色のエリアが「西山歴史街道エリア」です。

0914-001_hyoshi.jpg「西山丘陵整備基本構想【旧高岡市域版】」(高岡市教育委員会 平成20年)表紙そして同書の「はじめに」において次のような指摘がされています。
「西山丘陵は、小矢部川とほぼ平行に連なっている標高100~200mの小山で構成され、丘陵の上からは砺波平野を一望することができる。丘陵部は、古くから居住に適した環境にあり、縄文時代前期の遺跡を始め、古墳や城館跡など多くの文化財が確認されている。また、古代の北陸道のうち「山根往来」が、丘陵の山裾を通っていたとされている。この山根往来付近には、現在も道路が走っており、山際の集落を結ぶ生活道路として機能している。
しかし、これらの貴重な文化財は、地元の住民や一部の学識者にその存在が知られているものの、十分な調査や整備がなされないままの状態となっている。
平成17年10月に旧福岡町教育委員会において策定された「富山西山丘陵整備基本構想」(略)は、以上のような背景を踏まえ、西山丘陵に位置する個々の文化財等がそれぞれバラバラの考え方で整備されていくことのないよう、丘陵全体を「西山歴史街道」というコンセプトでくくる形で、歴史・考古学及び都市・地域計画面からの裏付けを持った「丘陵全体の整備に向けた総合的な考え方」(整備・活用の方向性)を確立することを目的としてとりまとめられたものである。」(p1)

まだまだ知れ渡っていない西山歴史街道の一帯、その価値を明らかにするためにも本格的な調査と整備は欠かせないことですが、まずは全体像が見渡せるよう情報を整理するとともに、実際に足を踏み入れてみることが重要なのでしょう。

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