公共交通の活用事例:ロスアンジェルス編

 

 アメリカ西海岸の車社会を象徴するのがロスアンジェルス。上空から見る幹線は街のワンブロッグを丸々しめるほどの幅がある。しかし、それでも渋滞するのだから、いかに交通 量が多いかということだ。

 ロスは太平洋に面しているが、三方は山に囲まれ、まるで盆地のようになっている。しかも、晴天の日が多いため、大気汚染は深刻な状況になっている。交通 量を最低30%削減しなければならないと指摘されているが、公共交通としては90年にようやく地下鉄線が開業したに留まっている。

   
 

 ロスの地下鉄は3路線。レッドライン以外はライトレール形式となっており、郊外では地上の軌道を走る。レッドラインは先頃ハリウッド・ハイランドからの3駅がオープンした。

 ハリウッドの駅では駅舎のシェルターにリムジンが登場したり、地下コンコースの天井がフィルムリールになっていたりする。

 
     
 

 メトロバスが約250路線を走る。市内は1ドル35セント均一、25セントの追加で2回乗り換えることができる。(1時間以内)1割特になるトークンもある。

 

 

   低床式車両も増えてきた。後部にエンジンが搭載されるため、後ろの座席が階段状に高くなっている。乗客は高齢者、ヒスパニック系、アジア系が多い。また、女性ドライバーが多が、不正乗車する乗客がいると容赦なく降ろしにかかる。つ、強い〜〜。

 ロスはとにかく広い。ダウンタウンから海岸側のサンタモニカまで軽く40キロ、流石にローカルバスでは厳しいということで、エキスプレスバスなる特急バスが営業している。停車する駅は5駅に1駅ほどなので、かなり間引いた感じ。それでも軽く1時間はかかり、お尻が痛くなる。

 バスのカラーリング、バス停、広告などデザイン処理が実にうまい。思わず乗ってみたくなる。

 

 
 ロスと言えばダッシュ。元祖コミュニティバスみたいなもんで、もう20年以上運行している。市内4ルート、料金はわずか25セントだ。上の写 真は点在する行政施設をまわるダッシュで、こちらは無料。    様々な施設用にシャトルバスがある。
 写真右:映画の街、ハリウッドを回遊する観光用バス。レトロな雰囲気の車両が使われている。  

ビバリーヒルズの中心的商業施設ロディオドライブ。 周辺には高級ブランドのブティックが立ち並ぶ。
 


こちらはビバリーヒルズを回遊するツアーバス。 ロスにはショッピングツアーやアウトレットツアーなどのバスも運行している。料金は35ドルから90ドル。時間は4時間から8時間。

 

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