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万葉線の価値は21世紀に評価される
  • 車社会の本家アメリカでさえ路面電車が復活
    アメリカでは1990年代になってからボルチモア、ダラス、デンバー、ロサンゼルス、メンフィス、セントルイスの各都市で路面電車が開業しているが、これはひと足先に大成功を修めたポートランド(1986年開業)の影響も大きいようだ。ポートランドでは政策決定していた高速道路建設計画を住民の声をフィードバックした結果白紙撤回、その予算でまちの中心部に公園をつくり、路面電車を走らせてしまったのだ。中心市街地ではトランジットモールが形成され、大勢の市民が憩う空間が形成されている。
    路面電車は「周回遅れの1等賞」と言われるが、21世紀を間近に控えた今日、それが何周も先を走っていたことに世界が気がつきだしているのである。


  • 高岡のまちづくりの資源として活用しよう
    高度経済成長時代はいわゆる箱モノ行政が進められた。バブル時代には「これが公営?」と首を傾げたくなるような施設がつくられたが、今日それらの多くが施設を使いこなせず、赤字経営をしいられているのが現状だ。かっての工場を改装し、その運営を地元の芸術家達にまかせた金沢の芸術村がグッドデザイン大賞を受賞したが、時代は「新たにつくる」から「使い方を考える」、そして「あるものを使う」に変わってきている。せっかく市民に親しまれてきた万葉線なのだから、高岡のまち資産としてその活用法考えるべきである。そうした取り組みは同時に、山町や金屋、吉久といった古い街並みを整備していくことにも繋がり、地域全体の活性化にも貢献することができるだろう。


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