ホーム  目次  ナビパレット  前へ  次へ
「路面電車は21世紀のエコ・モビリティ」
  • エコ・モビリティは環境だけでなく、効率性を含んだ概念
    路面電車は電気を動力源としているので車に比べCO2の排出量は10分の1以下と圧倒的に少なく、また車両の耐用年数も長く無駄な廃棄物を出さない。また、バスと違って自転車を乗車させることも比較的容易で、都市内のモビリティを促進させることができる。
    ここで取り上げる「エコ」は環境だけでなく、経済や時間の「効率性」をも含んでおり、公共交通を利用することによって、買い物を楽しんだり、人と知り合ったり、あるいは読書ができたりすることを指している。移動という行為を効率的に使うことで、生活を豊かにしようという概念である。


  • まちを活性化するトランジットモール
    調査の結果、公共交通の利用者は駐車時間を気にしなくていいので、まちでの滞留時間が長く、訪問箇所も多い。ぶらぶら歩きで予定外のものを買うこともあり、商店街にとっては車利用者よりメリットのある来街者である。「商店街の活性化には駐車場」ではなく、安全で快適に歩ける空間づくりを目指さなければならない。路面電車が復活した欧米のまちでは中心市街地でトランジットモールが形成され、おおいに賑わっており、日本でも岡山や広島などでは路面電車の路線と並行した商店街が今日も活性化していることにその有用性が現れている。


  • 駐車券の代わりに万葉線のキップを
    駐車場に停めた場合、一定額以上の買い物をすると駐車券がもらえるのが一般的だ。しかし、このコストは商品に含まれているわけで、公共交通の利用者は払わなくていいコストを支払う不公平が生じている。前述の通り、公共交通の利用者は商店街にとって「上客」なのだから、より優遇されてしかるべきで、当然万葉線の乗車券を提供するなどのサービスを行うべきである。また、重たいモノなどは配達するなどのサービスも検討してもらいたいところだ。



ホーム  目次  ナビパレット  前へ  上へ  次へ