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あんなガラガラの電車になんで乗らない者まで金払うんや!

そないゆ〜けど...

  • 日本の公共交通の特異な発展
    明治維新以後各地で建設された鉄道。財政難から民間資本の導入が図られたが、各事業者は沿線の宅地開発やレジャー施設の誘致などの経営努力で鉄道を黒字経営に変えてしまった。このため日本では鉄道は儲かる事業として発展してきたが、世界的に見れば都市にとって公共の施設であり、欧米では都市交通は公営が常識である。利用しない人にとってはイメージが沸きにくいかもしれないが、鉄道は病院や道路と同じように「公共施設」である。


  • 利用者減と言っても1日3,000人が乗車
    特に昼間は「何人乗ってるの?」という状態だが、それでも1日3000人、年間100万人を運んでいる。


  • ガラガラと言うなら能越道は1日2,000台
    単純な比較はできないが、能越道の福岡インター利用者は入口、出口合わせて2000台。車の乗車人員・平均1.2人で利用者は2400人ということになり、万葉線より利用者は少ない。「道路は公共のものだけど、万葉線は加越能のもの」という認識が強いため、それほど問題視されないのだろう。


  • 設備活用にはまずアクセスビリティ
    昨年市民病院が新しくなった。館内には当然バリアフリー仕様、スロープや手すりが完備されるが、さて、じゃ病院までのアクセスは?と問いたい。せっかく完成した立派な設備もそれを利用するにはまず病院へ行かなければ宝の持ち腐れ、何も始まらないのである。運転が困難な高齢者や身体的制約がある人にとって公共交通が確保されることは病院建設と同じレベルで検討されなければならない問題である。建設費に187億が投入されているが、仮にその1%がアクセスビリティ向上のため整備に投入されれば病院も飛躍的に利用し易くなるだろう。



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