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作文紹介 表彰式の模様
2002年11月(平成14年)
(財)伝統的工芸品産業振興協会主催
第19回伝統的工芸品月間作文コンクール全国審査会

経済産業大臣賞受賞
伝統工芸を大切にするということ
    
    高岡西部中学校三年 金森 智生


 「メタパット」「マウピーU」「さかなかな」・・・・。これらが、一体、何か分かるでしょうか。
実は、すべて僕の父が作っている銅器製品なのです。
僕の父は、高岡銅器のふるさと金屋町に代代続く職人一家の四代目です。
初代、二代は鋳物職人、祖父(三代)と父(四代)は、銅器の旋盤職人です。
「四代目銅器職人」というと、伝統を重んじる昔気質の人を想像する人が多いと思います。
ところが、僕の父はそんなイメージとは随分、違っています。
製品名からうかがえるように、父はユーモアがあります。
また、進取の気性に富んでいるので、
コンピューター関係のことにもおおいに興味を持って取り組んでいます。
「金屋町のひとっしゃん」という名でホームページを作り公開しています。
だから、父の職人としての技術のすごさ、奥深さに僕は気づかないでいました。


ところが、今年の夏、旋盤加工の体験をして、父に対する認識の浅さを反省しました。
僕が加工したのは、「香炉のふた」です。飾りの狛犬が乗るふたの平らな部分を削りました。
父が用意してくれた作業服は、帽子にエプロン、腕カバーに軍手そしてゴーグル。
工場の中は三十度以上もあるのに、こんな服装をするにはわけがあるのです。
作業をするときに、「だらいこ」と呼ばれる銅器の切り粉が飛んでくるからです。
服装と緊張のせいで、仕事をする前から汗だくになってしまいました。
緊張の高まる中、いよいよ旋盤のスイッチを入れました。
機械がうなり声をあげ、そのごう音に度肝をぬかれました。
気を取り直して、おそるおそる削り始めました。
父が言った通り、「だらいこ」が飛んできます。
暑いけどこの服装は旋盤加工の仕事には欠かせないものなんだなぁと思いました。
父や祖父は暑さを我慢して、毎日作業をしていると思うと、「暑い、暑い。」と言って、
クーラーのきいた部屋にいる自分が恥ずかしくなりました。
 旋盤という機械は、左右両方の手を使って操作します。
初めてやるので、難しくてうまくできません。
しかし、父はいとも簡単に両手を使って、曲線を削りだしていくのです。
機械を自分のからだの一部のように使いこなしているのを見て、さすがだなぁと思いました。
ここまでになるには、相当苦労しただろうということも自然に分かりました。
僕が加工した香炉のふたを父に見てもらいました。
「初めてにしては、よくできている。」という父の言葉が、僕の心にしみていき、
じわじわとうれしさがこみあげてきました。
 続けて父は、こんなことも話してくれました。
「美術銅器の加工は、寸法精度より見た目の感覚が重要になってくるんだ。
ポイントは、いかに柔らかく上品に見せるかだ。
香炉、花器など、その製品の持つシルエット、気品、風格、すべてを考え、
寸法精度では計れない『もう、ちょい』を旋盤で加工していくんだ。」
 父の言う「もう、ちょい」の意味が、あまり理解できませんでした。
でも、日々の作業の中で父が身につけたものだろうということは分かりました。
これこそ、伝統工芸の職人の技。四代目としての父の力を改めて知り、
尊敬の気持ちをもちました。


 「高岡の銅器業界が危機に陥っている。」と父から聞き、僕は寂しい気がします。
「伝統工芸を大切にしよう」と言いますが、誰がどうやって大切にしていくのでしょう。
職人だけが頑張っていくことではないと思います。
多くの人の応援によって、伝統工芸はこの後も脈々と受け継がれ、
発展し続けていくと思います。
父のように、銅器の持つ普遍的な価値を大事にして今日的な要素を加えていく、
伝統と新しさのコラボレーション。
そんな姿に、共感し応援する人が増えてくれば、
高岡銅器の未来も明るいのではないでしょうか。



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表彰式の模様です
経済産業大臣表彰 平成14年11月6日(水)
沖縄コンべンションホールにて(宜野湾市)
経済産業大臣(代理)から表彰状をいただく。
中学生は作文コンクール
小学生は図画コンクールでした
それぞれのトップ表彰です。
ちなみに小学生図画の部、産業大臣賞は
愛知県半田市乙川小学校6年の景山君でした。沖縄宜野湾市表彰式
作文朗読クライマックスは
息子の作文朗読
(WMV形式420Kb
動画で雰囲気を
ご覧下さい
宜野湾コンべションホールにて
沖縄コンべンションホールにて
親子ツーショットです。

.....旅日記.....
沖縄は二度目の訪問です。
息子が小4の夏休みに、家族旅行の思い出の地です。
今回は表彰授与式と作文朗読のプレッシャーの旅となりました。


早朝の小松空港で高岡銅器業界の方々と遭遇!息子に声援を頂き恐縮です。
小松から羽田へ......あっという間のフライトですこんなに東京が近いのか!
(伝統工芸の盛んな加賀藩ゆかりの土地柄、小松発直行便は満席で×)
乗り継ぎ便で行くしかないのです。
羽田から那覇へ.........。
群馬県の女子高生修学旅行団体と同便。
息子の学生服が結構目立ちまして、(作文表彰の旅)がおおうけ!
キャッキャキャッキャと照れるがね〜。


沖縄到着.......思ったより暑くは無かった(23度)。スーツが調度いい。
宜野湾市、沖縄コンべンションホール着
息子のテンションが上がりっぱなし、(心臓がバクバクする)....でしょうね
大きな会場に呑まれとります。


各来賓ご挨拶(経済産業大臣は代読、お忙しいからでしょうね)
各伝統技能士表彰の後、小中学生の表彰。
そして、いよいよ息子の作文朗読です。
親ばかですが、いがいと堂々と朗読したのには驚きました。
拍手喝采を受けました。少しは富山県のお役に立ちましたか?


父兄席に沖縄地元のキュートなお母さんと隣席。お話が弾み、
那覇市内のホテルまで自家用車で送ってもらいました。(ありがとう)
表彰受けた小6女の子、(こたつは聞いたことがあるけど見たことがない)
沖縄は暖かいのだ。


夕食に那覇市内国際通りへ........あの群馬県の女子高生団体が闊歩!
今夜はステーキでお祝いだ。
せっかくの沖縄。いいホテルにして欲しかった〜〜。
ホテルはビジネスクラス(無料ご招待だから我慢です)

翌日、気温が26度!なんと〜、暑い!
首里城、公設市場など観光
(ここにも修学旅行多し、
風が強いので女子高生のスカートの短さに、目の置き場に困ります...V(^o^)。


いま、那覇にはモノレールの工事が進んでいます
来年には完成とか、ちなみに名前は(ゆいレール)とか.....しまった由来を聞き忘れた!
軌道を見ていると
天に舞う龍がくねっている感じです、沖縄のイメージには地下鉄よりいいです。


どなたに道を尋ねても、
気軽にしっかりこころよく教えていただいた海人気質(沖縄の皆さん)
気持ちのいい旅で御座いました。
今度は(ゆいレール)にのって空中散歩してみたいです。
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