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動物班 西岡 満

二上山におけるサンショウウオ類

2002年は両生類の中で、サンショウウオ類の調査を特に西田、太田(雨晴)周辺を重点調査し、ホクリクサンショウウオについては、全域調査を行った。その結果従来知られていた種に加え、高岡市では初記録となるホクリクサンショウウウオが発見された。
調査は、全種について春の繁殖期を中心に、繁殖場所である池、谷川、耕作地の溝などの卵嚢、幼生、成体の確認につとめた。

確認できたサンショウウオ
1)クロサンショウウオ Hynobius nigrescens Stejneger
  農業用溜め池、耕作地の測溝、水溜まり等の17箇所で卵嚢、幼生、成体を確認した。
  

2)ヒダサンショウウオ Hynobius kimurae Dunn
  谷川の1箇所で幼生を確認した。
  

3)ホクリクサンショウウオ Hynobius takedai Matsui et Miyazaki
  放棄田の溝や山際の溝などの4箇所で、卵嚢、幼生、成体を確認した。
  高岡市では、初めての記録で環境省の絶滅危惧[1]B類に指定されている。ホクリクサンショウウオは、石川県能登半島と富山県に生息するサンショウウオで、県内での生息地は富山市、小杉町、婦中町、大門町、小矢部市で記録されている。
  

 まだ調査は十分でなく今後二上山の調査全域の調査を今後行う予定です。