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地学班 邑本 順亮

二上山の地学的研究

■大師ヶ岳の化石(昭和13年度)
 白山林道から大師ヶ岳頂上への登山道分岐点付近で砂岩中から、ツキガイモドキ、ホタテガイの仲間、フジツボの一種など化石の小片が採集できた。採集した化石片は保存状態がわるいので接写して写真に記録した。

■二上山の珪藻化石(昭和14年度)
 二上青少年の家付近や白山林道沿線、東海老坂などの泥岩に含まれる珪藻化石を検鏡し顕微鏡写真の撮影整理を行っている。
 二上青少年の家付近の泥岩から検出した珪藻化石の予察結果は研究紀要に投稿中。

■雨晴層の珪藻化石(昭和15年度)
 雨晴海岸の女岩、義経岩などをつくる太田石(雨晴層)の地質学的古生物学的研究の一環として珪藻分析を分担し研究を進めている。
 とりあえず、女岩対岸の比較的固結度の低い砂岩の露頭から試料を採集し、予察的に検鏡した。試料は石灰質なので、ハンマーで砕いた後、希塩酸に5日間浸した後3日間水洗した。その後、過酸化水素処理を1週間かけて行い、永久プレパラートを作成した。現在までに海産の珪藻を数種類識別している。