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■第1回二上山探鳥会 (二上山総合調査研究会 会員対象)

◆日 時 平成15年5月24日(土) 8:30〜12:00
◆場 所 二上山林道白山線、万葉植物園、二上山キャンプ場
◆主 催 二上山総合調査研究会
◆講 師
高畑 晃先生 日本野鳥の会 富山県支部 事務局長
県のナチュラリスト、バードマスター
酒井 初枝先生 日本野鳥の会 富山県支部 元事務局長
県ナチュラリスト協会副会長、バードマスタ−
藤島 光俊先生 日本野鳥の会 富山県支部 探鳥会部長
県ナチュラリスト、バードマスター
◆コース
8:30 高岡市役所出発
9:00 林道白山の起点到着 (気多神社階段横)
9:00〜 9:10 班編成、講師の先生から注意事項の説明
9:10〜 10:10 バードウオッチング (ラドン温泉跡地付近) 
10:10〜10:15 元アーチェリー場からバスに乗車。御前下駐車場で下車。
10:15〜11:20 万葉植物園、キャンプ場でバードウオッチング
11:00 鳥あわせ開始
11:20〜12:00 御前下駐車場でバス乗車。市役所へ。
12:00 市役所着 解散
◆参加者

40名

◆当日の様子

工事中

◆添付資料

● 野鳥を見分けるコツ
野鳥を見分けるコツとして、次の7つの項目に気を付けてみましょう。
それから、「なんだスズメか」とか「またカラスか」とか思わずにじっくりと観察してみましょう。
この2種類の野鳥の大きさと比較するのも見分ける方法かと思います。

・大きさ
先ほども書きましたように、スズメより大きい・小さい、カラスより・・・ハトより・・・と自分のよく分かっている鳥と比べると便利です。

・歩き方
人間のように右と左の足を交互に歩いている、ホッピングしながら歩いている、早足・・・など。

・枝等へのとまり方(身体の角度など)
身体が垂直になっている、平行になっている、幹に縦にとまっている、枝の下でも落ちない・・・など。

・見つけた環境
  水辺、森の中、森の縁、藪の中、、、など。

・飛び方
  飛んだ軌跡が波のよう、まっすぐ飛んでいる、ホバリングをする、、、など。

・体型
  スマート、首が胴より長い、、、など。

・鳴き方
  いろんな鳴き方があります。よ〜〜〜く聴いてみてください。

 また、野鳥を見ていて気付いたことは何でも記録していきましょう。意外な発見があるかもしれません。
  人間にもいろいろな人がいるように野鳥にも個性があります。同じ種類でも羽の色や鳴き声にも個体差がありますし、日本語と英語のニワトリの鳴き声が違うように人によって聞こえ方に違いがあります。(スズメは「チュンチュン」、カラスは「カァーカァー」とは聞こえないかもしれませんよ。あらためて自分の耳で確認されると面白いです。)
 また、講師の方から意外な(簡単な)識別方法や野鳥にまつわる興味深いお話もいろいろ教えてもらいましょう。


 5月17日(土)探鳥会の下見を実施したとき、二上山で見聞きされた主な鳥と、その特徴です。参考にしてください。(50音順)

アオゲラ
=全長=  29.0cm
=特徴:雄= 顔と頸(くび)は灰色、下腹部は淡緑灰色で黒色黄斑がある。上面は黄緑色である。雄では頭上から後頭部、あごの線が赤い。雌は後頭部とあごの線が赤い。ヤマゲラとは
腹部に黒色黄斑がないことで区別する。
=特徴:雌= 雌雄同色。
=鳴き声= 鳴き声はキョッ、キョッ。また、ケレケレケレと飛びながら鋭く鳴く。繁殖期にはピョーピョーとも鳴く。

イカル
=全長= 23.0cm
=特徴:雄= 雌雄同色の鳥、頭と翼と尾羽が黒く光沢を帯びている。初列風切に白斑がある。脇(わき)が褐色で嘴は黄色くとても太い。
=特徴:雌= 雌雄同色
=鳴き声= キーキーキヨコキーなどと鳴く。

カケス
=全長=  33.0cm
=特徴:雄= 頭上は白く、黒い縦斑がある。耳羽・側頭・体上面・胸・脇(わき)はぶどう褐色。
小翼羽、初列雨覆、その周辺は青色、黒色、白色の横縞がある。
=特徴:雌= 雌雄同色。
=鳴き声= ジェイ、ジェイ シャーシャーなどと鳴く。

キビタキ
=全長=  13.5cm
=特徴:雄= 上面が黒色で、眉斑が黄色、翼に白線がある。あごや喉(のど)は橙色で、胸から腹にかけては黄色。
=特徴:雌= 体全体がオリーブがかった褐色で喉(のど)と腹の中央は淡い色である。
=鳴き声= さえずりはピッコロ、ピッコロ、オーシツクツク、ホイヒーロ。

コゲラ
=全長=  15.0cm(26.0cm)
=特徴:雄= 日本のキツツキのなかで最小。頭から翼、尾にかけて黒褐色。背と翼には白い横縞が多くある。下面は白色で、両側には褐色の縦斑が並んでいる。顔は灰黒褐色。白い眉斑と頬線(ほおせん)がある。雄は、後頭部に目立たない小さな赤斑がある。普通は見えない。
=特徴:雌= 後頭部に赤い斑が無いのが雌であるが見つけにくいため、雌雄ほぼ同色。
=鳴き声= ギィーギィーやギィギィと鳴く

サンコウチョウ
=全長=  雄 44.5cm(30.0cm) 雌 17.5cm
=特徴:雄= 雄は頭から胸にかけてと脇(わき)が紫色がかった黒で、体より長い尾も黒。背面はアズキ色がかった紫色で下面は白い。目の周囲と嘴はよく目立つコバルトブルー。
=特徴:雌= 雌は尾が短く、全体的に色が淡い。背から尾にかけて茶褐色
=鳴き声= ギッギッギッと鳴き、ツキヒホシ(月日星=三光)ホイホイホイとさえずる。サンコウチョウの名前は、この鳴き声が由来である。

シジュウカラ
=全長=  14.0-15.0cm
=特徴:雄=  頸(くび)から上が黒く、頬(ほお)は白い。背は緑黄色、雨覆いと風切は灰青色。体下面は白色。喉(のど)から下尾筒までの中央部分は黒い。この黒線は雄のほうが太い。
=特徴:雌=  雌雄ほぼ同色

センダイムシクイ
=全長=  12.0-13.0cm(19.0cm)
=特徴:雄= 頭から背、翼の上面、尾などの上面は暗緑色で、下面は灰白色。細くて黄白色の眉斑がある。眉斑の上には細い暗色線と下には過眼線があるので、良く目立つ。
=特徴:雌= 雌雄同色。
=鳴き声= 地鳴きはジッ、ヴィ。さえずりはチョチョビー。

ヒヨドリ
=全長=   27.0-28.5cm
=特徴:雄= スズメ(14.0cm)よりもずっと大きく体は灰褐色で、頭上は青灰色味が強く耳の裏は褐色で、何といっても鳴き声が一番の特徴である。
=特徴:雌= 雌雄同色。
=鳴き声= ピーヨ、ピーヨと騒がしく鳴き、飛びながらピーッ、ピーッと鳴く。

ホオジロ
=全長=  16.5cm
=特徴:雄= 成鳥は上面が茶褐色で、黒い縦斑がある。白い眉斑、頬線があり、過眼線と耳羽、顎線は黒い。喉(のど)は白く、頸(くび)は灰色。胸から脇(わき)腹は淡い茶色。
=特徴:雌= 雄より淡色で、顔の黒色部分は特に薄い。

ミサゴ
=全長=  雄54.0cm 雌64.0
=特徴:雄= 尾は短い。背と翼の上面は暗褐色で、下面は白色。顔も白く、目を通って頸(くび)に達する太い暗褐色の過眼線があり、頸(くび)輪のように見えるものもいる。尾は白っぽく、横帯が数本ある。後頭には短い冠羽がある。嘴は黒く、足は青灰色。
=特徴:雌= 雌雄同色。
=鳴き声= ウキョ、キョキョキョキョと鳴く。

メジロ
=全長=  12.0cm(17.5cm)
=特徴:雄= 上面はオリーブがかった緑色で、翼と尾はやや暗色。目の周囲の白いアイリングがよく目立つ。喉(のど)は黄緑色。下面は汚白色で、胸から脇(わき)は淡い紫褐色を呈し
ている。
=特徴:雌= 雌雄同色。
=鳴き声= 地鳴きはチィーと優しく鳴く。声はキリキリキリと鳴く。さえずりはチーチー チュルチュル チリツルツルと長く鳴く。

ヤブサメ
=全長=  10.5cm
=特徴:雄= 頭から背、尾、翼の上面は淡い暗褐色。下面は淡い褐色で、脇(わき)はやや濃い。褐色の眉斑は、暗褐色の頭と濃い過眼線にはさまれて目立つ。静止時は背が水平になる。尾は極端に短い。
=特徴:雌= 雌雄同色。
=鳴き声= シイシイシイシイあるいはシシシシシシと細く、虫のように鳴く。

ヤマガラ
=全長=  14.0cm
=特徴:雄= 頭は黒色と薄茶色の斑模様で、背と腹は茶褐色、肩から翼にかけて濃い青みがかった灰色である。堅い木の実を両足で挟み嘴で割って食べる。樹皮の隙間に餌を貯える習性がある。
=特徴:雌= 雌雄同色
=鳴き声= 地鳴きはツイッ、ツイッ、ニーニー。さえずりは、ツーツーピー、ツーツーピーと繰り返しゆっくり鳴く。シジュウカラとは違いがわかりやすい


今回のポイント
<キビタキ スズメ目ヒタキ科ヒタキ亜科>
・ 特徴 体長13.5p。雄の上面は黒色で眉斑が黄色、翼には白斑があり腰は黄色。下面も黄色で喉は橙色。雌は全体にオリーブ褐色で尾は褐色味が強い。喉と腹の中央は淡色。雄の幼鳥は雌と同じようで、雄の若鳥は頭、翼、尾等にオリーブ褐色の幼鳥羽が残っている。    

・ 鳴き声 地鳴きはヒィヒィヒィと寂しげに続け、最後にクルルッと鳴く。さえずりはピーリピッポピピィとか、ポッピピピリなどを数回繰り返す。ツクツクオーシと聞こえる声を繰り返すこともある。

・ 分布 夏鳥としてほぼ全国の山の広葉樹林に渡来。渡りの時には市街地の公園や庭にも来る。

・ 見つけ方 林の中ほどの空間をよく利用する。たとえば大木のいちばん下の大きな枝などにとまっていて、飛んでいる昆虫を探している。さえずるのもこうした空間に突き出た枝の上。

観察した鳥類リスト 

◆当日観察した鳥類リスト

No. 種名 林道白山 天候(晴れ)
観察時間( 8:50〜10:20)
キャンプ場 天候(晴れ)
観察時間(10:50〜11:20)
1 カワウ    
2 カルガモ    
3 ミサゴ
4 トビ
5 キジ
6 キジバト  
7 アマツバメ    
8 アオゲラ    
9 アカゲラ    
10 コゲラ  
11 ツバメ  
12 イワツバメ    
13 セグロセキエイ  
14 ヒヨドリ
15 モズ    
16 クロツグミ    
17 ヤブサメ
18 ウグイス
19 メボソムシクイ  
20 エゾムシクイ    
21 センダイムシクイ    
22 キビタキ  
23 オオルリ    
24 コサメビタキ    
25 サメビタキ    
26 エゾビタキ    
27 コガラ    
28 ヒガラ    
29 シジュウカラ
30 ヤマガラ
31 エナガ  
32 メジロ
33 ホオジロ
34 アオジ    
35 カワラヒワ  
36 ウソ    
37 イカル    
38 スズメ    
39 ムクドリ  
40 カケス    
41 ハシボソカラス
42 ハシブトカラス  
43 ハイタカSP  
22 11

◆活動風景アラカルト