2008年4月29日(快晴)、高岡市戸出では「菜の花フェスティバル」が開かれていた。どこからともなく聞こえる女性の声。
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「菜の花きれいやから、戸出に遊びにいかんけ?」
「いこいこ!屋台もでとるし、なんか美味しいもの食べよ〜」 |
お気楽女3人組、高鳴るおなかの音を押さえつつ、戸出に向かった。これからはじまる壮大な物語に足を踏み込んだとも知らずに。。 |
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「わ〜菜の花きれい!」
「ほんと!この菜の花から取れた油でコロッケ揚げてるらしいよ。」 |
花より団子な彼女たち、、ふわふわした足取りで会場に向かうと突如現れたガラス張りの建物に目が釘付けになる。
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「あれなんけ、かっこいー建物!」
「入ってみよ〜」 |
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何かに導かれるように建物に入る3人。
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「わー、なにこれ〜、かわいいものがいっぱい!」 |
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「高岡クラフトコンペ?」
「何それ?」
「20年くらいの歴史があるらしいね。」
「えっ!じゃあ私が生まれる前からあったのね!」
「こんなに、素敵なものがあるなんて知らなかったわ」
「ねえねえ、高岡ってクラフトの他に、銅器と漆器が有名なんだね〜」
「ドウキ?シッキ?」
「……………」 |
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「知らなかったわね、高岡にこんな素敵な歴史とものづくりがあったなんて。。。」 |
何も知らなかったことに落胆する3人、お盆の前に座りこんだ。
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「でも、もっと高岡の‘ものづくり’について知りたくなってきたわ!」
「そうね。」 |
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「うわー、何これ、あたまモジャモジャの金髪〜」
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「テーブルの上にたくさんクラフトがあるよ!」
「いただきま〜す。」 |
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解説しよう!
ものづくりのまち高岡を知らなかった彼女たちは、己のあまりの不甲斐無さに、「ものづくり突撃(し)隊」に変身してしまったのだ!
ものづくりのためなら何でも突撃する彼女たちは、目の前に現れたクラフト作品たちに並々ならぬ好奇心を抱き、使ってみたくなってしまったのだ!
菜の花フェスタ遊びに来ていたちびっ子も一緒になって楽しんでしまったのだ!!
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| 次のページでは「ものづくり突撃(し)隊」が、クラフト作品に突撃しちゃうぞ! |
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菜の花の咲き乱れるころに、戸出の高岡オフィスパーク周辺で開催されるお祭。
菜の花の中を若者が、子供らが駆ける。カメラを構える。画板をひろげる。
花摘みをする少女。菜の花マラソンを中心にフォトコンテストやモデル撮影会など菜の花が咲き誇る昭和の日に開催され、会場内は菜の花の香りいっぱい漂っています。 |
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「新クラフト産業・デザインの育成」「伝統工芸の保存と継承」「デザイン・工芸の啓発・普及」を活動の三つの柱としています。
高岡の伝統工芸を継承しながら、新しいクラフト製品の開発や新技術・新素材の研究・開発を行い、幅広い視点でデザイン・工芸の振興を図っています。 |
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ものづくりのまち高岡が、全国のクラフトマンやクリエーター達の交流の場となることを目指して、1986年より開催しているコンペティションです。 |
16世紀末、加賀前田藩の奨励により栄え、美術銅器として明治期にはパリ万博博覧会などで世界にその名を馳せ、今日では「金工は高岡」といわれるほどの金属加工技術を保持し、全国生産の90%を占めるまでに至っています。
高岡銅器の最も有名なものとして高岡大仏があります。この大仏は20年あまりの歳月をかけて、昭和8年(1933年)に完成した銅鋳物の超大作です。 |
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慶長14年(1609)、二代目加賀藩主前田利長公が高岡城を築き、武具や箪笥、膳など日常生活品をつくらせたのが始まりです。その後、彫刻塗、錆絵、螺鈿、存星などの多彩な技術が生み出されました。これらの技は、絢爛豪華な御車山に集結されるなど、町人文化のなかにしっかりと根づき発展していきました。 |
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高岡クラフトコンペ作品紹介① |
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第11回(1996年)グランプリ
「酒卓十五」 木工
羽生野亜(福島県) |
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