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高岡に新しい時代の風が・・・
ケ:いや、驚きました。ところで会社名のウイン・ディーの由来はなんですか?WIN・Dとも書くようですが、風のWINDとも何か関係が?
落;うん、いいとこに気がついたね。確かに英語のWIND、風をもじっているよ。それにちょっとしたシャレも少々…グループ会社の名前を比べてみると何かわかるかも。これ以上は自分で考えてみてね☆
ケ:うーん…。国内では、東京・神奈川をはじめ、大阪や愛知、宮崎県にもグループ会社があるんですね。
落:そうそう、だいたい100人規模をめどに関連会社をつくる方針なんだ。それも地域密着で、地元の人を雇うようにしている。報告・連絡・相談が行き届くようにね。100人程度だと、顔も、住んでいるところもだいたいのことは分かるでしょ?私以外はみんな地元の人なんだよ。私だけ、東京から来ているんだ。雪かきだって、高岡に来て初めて経験したよ。
ケ:ふむふむ…そういえばみなさん、お若い方ばかりのように見えますね。
落:うん、従業員数は44名で、平均年齢は、なんと25.5歳なんだ。
ケ:わ、わかい!そうか、ここには若い力が満ち溢れているんですね!
いよいよ工場見学 ・・・ここは丸秘の宝庫☆
落:お〜い、室君、こっちこっち。ちょっとこの方達を工場案内してあげてくれない?
室:はいはい?あ、どうもはじめまして。現場課長の室です。
ケ:はじめまして〜よろしくおねがいしま〜す!
室:ではさっそく・・・こちらがマシニングセンターです。こっちの機械は今ではほとんど使うことはないけど、それでもやっぱりこれじゃないと出来ない仕事もあるんだ。向こうにある機械だと、だいたい誰がやっても同じようなモノが出来上がるので、最近ではこちらが主流ですね。
ケ:高岡市以外の会社からも受注されるのですか?
室:そうだね、むしろそのほうが多いかな。地元企業の受注ももちろんしているけど、東京の本社で注文を受けたものを、下請けするのが多いかな。皆の良く知っているところでは、携帯電話やデジカメなんかをよく手がけているよ。あ、これもデジタルカメラのモックアップだね。こういうのって新しい機種がでるサイクルが早いでしょ?だからやっぱり受注の数も多いんだよね。
ケ:そうですねー新しい機種を買ったと思ったらもう次の機種が出ていたりして。ということは、半年後とか一年後に世に出るデザイン!?まさに時代の最先端が一足はやく分かるんですね。
と、カメラを構えるケイちゃん…
室:おっとと!現在作製中の作品(完成品も)は写さないで!写すなら遠くからの作業風景でよろしくね。今ケイちゃんが言ったように、半年後、一年後の企業戦略に深くかかわっているから、秘密厳守なんだ。もちろん、企業とは秘密保守の契約を交わしているし、それ以外に株式会社ウイン・ディーとしても従業員の一人一人と秘密厳守の個人契約を交わしているんだ。わが社ひいては日南グループの信頼に係わる大事なことだからね。工場部分の窓はすりガラスになっているでしょ?それも秘密保持のためなんだよ。
ケ:あわあわわわわ…失礼しました。ここで見たモノはいっさい他言いたしません!
室:…(汗)いやいや、そこまで恐縮しなくても…
気を取り直して取材再開・・・
ケ:それにしてもいったい年間どれだけの件数を取り扱っているんですか?
室:えっ?件数?…う〜ん…見当もつかないなぁ。外観の形状を確認するためのデザインモデルだけでも、ざっと360件は扱ってるかなぁ。
ケ:メモメモ…ほぼ一日一件ペースですか〜多いですね。
室:ざっとだけどね。でも、試作段階のモデルだから、それが全て世の中に出る訳じゃないんだよね。だいたいうちで作った奴の半分以上は日の目を見ることはないんじゃないのかな。
ケ:半分以上もですか!

室:うん。それで、一度作った作品を、しばらく経ってまた受注した時には、「あ、これに決まったんだな」って分かるね。おそらく今度は企業の営業用に使うんだろうね。数十個単位で注文が入ることもあるよ。
ケ:へぇ〜、世の中の流れが分かるって感じで、なんだか面白いですね。注文を受けた数だけ作るのですか?
室:そうだよ。余分には絶対作らない。それも秘密保持に繋がるからね。あと、これまで紹介してきたデザインモデルだけじゃなくて、実はワーキングモデルってやつも取り扱っているんだよ。
ケ:ワーキングモデル?
室:そう、デザインモデルでは外観などがわかればいいから、部品の厚みなどは実際よりも分厚く出来ていたりするんだけど、ワーキングモデルでは実際に基盤を組み込むことを想定した模型で、実際の厚みにして、強度をみたりするんだよ。
ケ:もう、ほとんど市場に出る状態ですね…あの人たちは何をしているのですか?
室:ちょうど最後の仕上げをやっているところだね。ほとんどの工程はハイテク機器やロボットが行うから、操作手順さえ覚えれば、テレビのリモコンくらいは1〜2年で作れるようになるよ。けど、最後の仕上げや微調整は、ハンドワーク。日本が誇るモノづくりの原点ですから、これだけは譲れません!
ケ:なるほど〜職人たちの気概が感じられます!ごくろうさまです!
以上、落合専務、室課長にご案内いただきました。株式会社ウイン・ディーのみなさん、どうもありがとうございました。おちゃめな人柄の落合専務・スラリとキマッている室課長に感謝☆感謝☆
それにしても夢を現実に、かぁ〜。すごいなー。僕もいつかは、ピーターパンと一緒に空を飛びたいよ!・・・ってそれはウェンディだよ!・・・お後がよろしいようで。
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