
室崎 琴月
(写真提供/高岡市教育委員会)
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ぎんぎんぎらぎら 夕日がしずむ
ぎんぎんぎらぎら 日がしずむ
まっかっかっか 空の雲
みんなのお顔も まっかっか
ぎんぎんぎらぎら 日が沈む |
この歌を知っていますか。
口ずさんだことはありませんか。
この『夕日』を作曲した室崎琴月(きんげつ)は、高岡で生まれ育ったのです。
室崎琴月(本名は清太郎)は、明治24年(1891年)2月20日、高岡市木舟町の錦糸商に四人兄姉の末っ子として生まれました。
2歳の頃に、子守りをしていたお手伝いさんの不注意で、足を脱臼してしまいました。適切な手当てが遅れた結果、足は引きずりかげんになってしまい、その状態で一生を送らなければならなくなりました。片足が不自由になってしまったため、他の子どもたちのように、外で元気に遊び回ることができませんでした。
琴月は、家で本を読んだり、ハーモニカやオルガンを演奏したりして過ごすようになりました。音感が鋭かった琴月は、独学で美しい演奏をして、周囲の人々を驚かせていました。明治35年(1902年)、川原小学校を1等賞の成績で卒業した琴月は、その後高岡中学校(現在の高岡高校)に入学しました。
中学生になっても音楽が大好きだった琴月は、練習をたくさんしました。そして、琴月の音楽性は、行き帰りやお昼ごはんの時間に訪れた古城公園の美しさによって、ますます磨かれていったのです。自分で線を引いて作った五線紙に、風の音や草花の可憐な様子など古城公園の豊かな自然の美しさを、心のままに音譜にしていったのです。これを先生に褒められた琴月は、ますます音楽が好きになっていきました。
このように高岡古城公園(注)の美しさによって、その音楽の才能が磨かれた琴月は、音楽への思いをどんどん強くしながら中学生活を過ごしたのです。
(注)高岡古城公園についてもっと知りたい人は参、高山右近、四、服部嘉十郎も見てください。
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