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うぶふうぅぅ〜。
「マッチ。マッチはいりませんかぁ?」
へむしゅぅ〜。 殻だけじゃ寒い・・・。イガも着てくるんだった。あ、そうだ!このマッチを組んで家を建てよう。でもここの町並みには何か合わないな。ここにある建物は何かこう伝統が息づくっていうか、人の温かみがあるっていうか・・・。でも寒い。はみゅみゅ〜。
とにかくここは何かあるな!とりあえずどこかに入れてもらおう!
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おおぉ。なんだ、この赤いレンガのでっけー建物は!?
まさか、オイラのために誰かが建ててくれたとか…?いやいや、オイラは旅を続けるって決めてるんだから、こんなに早く家を持っちゃいけねーよ。でも、こんなにすげー家なら…(以下くりボーイの勝手な妄想のため、省略)
えっ!銀行なのか!「赤レンガの銀行」なのか?!イマドキは銀行も普通の建物っぽくねぇんだなー。
大正3年、高岡共立銀行本店として建てられたもので、現在も銀行として使用されています。
それにしても、城かと思っちまったぞ。この山町の町並みの中でも目立つ建物だよな。
大正3年ってことは今から90年以上も前じゃねーか。作った人のセンスがうかがえるねぇ。それに、入口のドアには山町の御車山7基の絵が勢ぞろい。御車山祭(5月)を見逃した人もこれを見て、次回来てみたくなるってわけだな!
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山町って曳山(御車山)を持ってる地域だから通称「山町」な訳で、別に山町って地名がある訳じゃぁないんだ。そんな山町の旧北陸道に面した町筋「山町筋(やまちょうすじ)」は土蔵造りの町並みってことで有名なんだけど、意外や意外、その土蔵の歴史はそんなに古くはないらしいよ。この土蔵造りの家々が造られたのは、明治33年6月27日がそもそもの始まりなんだ。その日何があったのかって?それは今じゃぁ知る人もそうそういない、「高岡の大火」と呼ばれる大火事があった日なんだ。
高岡の大火は、市街地の6割が焼けてしまうほどの大災害で、山町でも土蔵で造られた金子家を残してほぼ壊滅状態だったんだって。んで、まちを復旧させる時に「富山県建築制限規則」(県内の繁華街の建造物を新築するときは防火構造にしなくてはいけないって規則です。)とやらにしたがって、防火構造の土蔵造りの家を建てていったんだってさ。
それが今じゃぁこの町並みがスバラシイってんで、「国の重要伝統的建造物群保存地区」に選定されたっていうから、世の中、何が幸いするかわかんないもんだ。・・・でもそれまでの町並みって一体どんなんだったんだろう。
じぃちゃんなら知ってるかなぁ?今度帰ったとき聞いてみよっと。
ちなみにどれもこれも同じに見える土蔵造り、細かく見ると全部違う!シャチが乗ってたり、家紋が入ってたりとそれぞれに個性出してます。粋だねぇ。 |
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へい!そこのお嬢ちゃんたちよ!知ってるかい!?
ココ山町では2月18日(土)・19日(日)に「山町筋(やまちょうすじ)のひなまつり」ってのを開催するんだ。ただ普通に土蔵造りの家々を見てるだけでも風情があるっていうのに、通り沿いのショーウインドウにお雛さまが飾られるっていうから、すげーよなっ。
てくてく。
「明かりをつけましょ、ぼんぼりに〜」(←くりボーイ鼻歌まじりに)
おっ、このお雛さまなんか、オイラのタイプ〜♪こっちのお雛さまもか〜わいい。なんだか、いろんな雛人形があるから、目移りするなぁ。
くりボーイ:「オイラと一緒に高岡の旅に出かけませんか!」
お雛さま:「ごめんなさい。私はお内裏様と一緒にいたいの。それに、お供のものもいっぱいいるし・・・。これからの時期は忙しいし、一緒には行けないわ・・・」
うっうっ(涙)オイラの初恋は実らなかったぜ・・・(って、何回目の初恋ですか!?)
でも、仕方ない。お雛さまはみんなのアイドルだもんな。でもここに来ればショーウインドウだけじゃなくて、土蔵造りの家の中にもお雛さまが飾ってあるのを見ることが出来るらしいから、また気に入ったお雛さま、さ〜がそっ(←こりてません・・・)
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あ〜、やっぱり冬は寒いなあ。雨から雪に変わったぞ。おやっ、こんなところに雪景色が似合う喫茶店がある。「山町茶屋」というのか。ここで温かいものでも頼もう。
店内は白壁がきれいで落ち着いた雰囲気だなあ。棚には、高岡や県の各地にちなんだ商品が飾ってある。金属の色がきれいな風鈴や螺鈿の飾りがかわいい手鏡、富山の売薬さんが配置してまわった富山の薬や紙風船がある。愛 らしい干支のイヌの置物もあるぞ。
店の奥は、お雛さまが飾ってある。木目込人形の大きいお雛さまから、小さくてかわいらしいものまで、顔がまんまるでかわいいぞ。奥のスペースはちょっとしたギャラリーになっていて、期間ごとに展示品が変わるから、また来る楽しみがあるなぁ。お雛さまは2月20日(月)まで展示してるんだって。

おっと、ここは喫茶店だった。コーヒー、紅茶はもちろん、抹茶やくず湯がある。そうだなあ、甘いものとって体を温めよう。ぜんざいください。上品で美味しいなあ。
お雛さまは見ていて飽きないし、店内は落ち着くし、時間が経つのを忘れてしまう。おっと、次に行かなきゃ。
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コツコツコツ、カンカンカン!
おや?何か音がするぞ。行ってみよう。
ここは「和田彫金工房」。中では、金属の花瓶の表面を彫って模様を描いているぞ。みるみる出来上がっていく。さすが高岡の職人さん、上手だなあ。
こういう職人さんが、ものづクリのまち高岡の伝統を守り、後世に引き継いでいっているんだな。 |
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なんだぁ?このでっかい布看板。しかも「土蔵造りのまち資料館」って・・・名前からは何があるんだか想像もつかないや。
入ってみると・・・うわ、広い。そして受付のおじちゃんが昔ながらの番台に座ってる!全くもって平成の世じゃねぇな。
あ、2階に光り輝く何かが見える!あいつは誰だ!何者だ!!実はこれ、1代目の木 舟町御車山の胡蝶。(今は2代目だそうです。)ほら、山の上に乗っかってるヤツね。よーく見たら、治した後がたくさんあるんだ。なんと痛々しい・・・。ただの目立ちたがりなヤツかと思ってたけど、実は人知れず苦労してるんだな、尊敬するよ。(涙)
おばさん:「よーく見たら膏薬(こうやく)貼ってあるでしょぉ〜あ、今じゃ膏薬言わんね、サ○ンパスのことね。」
そうそう、サ○ンパスって打ち身に効くのよねぇ〜っておばちゃん!なんか違うかも!

実はこの家、元々室崎さんっていう人の家で、高岡でも5本の指に入る金持ち商人の家らしい。それだけに、家の隅々まで凝っている!ランマの絵柄も部屋によって違うし、天井板もかの有名な屋久杉が使われているんだ!そして中にはココ、山町に関するものがいっぱい。なぜこの町が土蔵造りなのか、なぜ商人がここに集まったのか・・・オイラはあえて説明はしないがぜひぜひここで聞いてくれ。(町並みのトコでちょっと説明(?)らしいことしてましたけどね。)いや、決して忘れた訳じゃないんだっ。ただ、おじちゃん説明早いんだもん・・・どんどん先に行っちゃうからオイラの足の長さじゃついていけない・・・でも一回聞いたらためになる、オイラが保証する!
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んー。この山町から高岡が発展していって、今の高岡があるんだなー。はぁー山町のおかげで、オイラ体は寒いのに心があったかい。
そして何だか熱っぽい(風邪?)
よっしゃ!!次の地目指してあのコミュニティバスに乗ろう!このコミュニティバスの色って温かい感じがしてイイんだよね〜。
「あたたかおか!!」
おっ、こりゃ流行りそう。2月にして、早くも年間流行語大賞が決まっちゃったな。
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☆地図中の番号をクリックすると上の説明にとびます!ぜひクリックしてみてください☆
今回辿った道順。
@バス停(9守山町)
↓
A赤レンガの銀行
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B山町筋
↓
C山町筋のひなまつり
↓
D山町茶屋
↓
E和田彫金工房
↓
F土蔵造りのまち資料館
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Gバス停(7小馬出町)
※1 地図中のピンク色の線は、イベント開催中にショーウィンドウにお雛さまが飾られている場所を表しています。
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