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目に映る景色は次第に変わっても
 今も昔も変わらない、人情溢れる港町。
念願の地に辿り着いたくりボーイでしたが・・・

   


 うつらうつら・・・ハッ!降ります、降りまーす!!
 一駅だと思って甘く見てたら油断もスキもありゃしねぇ。(あんたがね。)

 よし!念願の伏木に辿り着いたぞ!一駅しか乗ってねぇってのになんだかすっかり寒くなっちまったような・・・ま、オイラの活躍の時季、到来ってとこだな。一年で一番旬なオイラ・・・へへへっ。JR伏木駅

 ところで、伏木駅って変わったお地蔵さんがポストの上に乗ってんだなぁ。(万葉の歌人、大伴家持です。)・・・ムニャムニャ・・・今回のオイラの旅がハートにギュッとくるようなハッピーな旅になりますように・・・っと。(拝むな拝むなっ。)

 よーし、まずは勝興寺に向かってしゅっぱーつ!

   
   
   
   
   


最初は高岡市伏木気象資料館


高岡市伏木気象資料館外観 勝興寺って坂の上に建ってんだなぁ。参道登ればちょっとしたハイキング気分♪おぉ?何か発見!現役の観測器
 まず来たのは古いのに新しい「伏木気象資料館」!しかも入場無料!
 なんでも、よく天気予報でやってる「高岡(伏木)の気温は○○度です。」ってのはここで計測してるんだって。現役。

 中に入ってみると、変なマシーンが置いてある。なんじゃこりゃ?と思うかもしれないけど、これは 昔の気象観測機器なんだって。金属が温度で変形するのを利用して作られた温度計や、髪の毛が湿気で伸び縮み毛の生えたくりボーイするのを利用して作られた湿度計とかが置いてあるんだ。昔の人は色々工夫したんだねぇ。

そういえばオイラって毛生えないのかな?


次はやや家


やや家外観  ふうふう。お寺までまだ距離があるなぁ。そこの土産屋「やや家」でちょっと一休みするか。
店主イチオシのせんす
 店内には勝興寺や地元伏木にちなんだお土産物がたくさんあるぞ。伏木の様々な観光名所が描いてあるハンカチや「伏木曳山祭」のグッズも売ってる。この祭りは六基の曳山からなるお祭りで、昼間は山車(やま)が花傘で飾られた美しい姿でまちを練り歩くんだけど、夜になると提灯山に姿を変えるんだ。そしてその山車どうしを激しくぶつけ合うってことから、別名「けんか山」とも言われているんだって。
 
  勝興寺に関するお土産では勝興寺の名が入った提灯や七不思議が写った絵葉書もあるし 、何より店主イチオシの「せんす」があるんだ。ここだけの話、どーも勝興寺のお宝にまつわるものらしい。ま、詳しくは店主に聞いてくれぃ。

 ちょっとした喫茶もやっていて、一服したい人には美味しいコーヒーやかたかごアイス、よもぎの饅頭があるぞ。ここのコーヒーカップがおしゃれな焼き物なんだな〜。いい味だしてます。


次は勝興寺


   

勝興寺外観 やっと参道を登りきったぞ。ここは国指定重要文化財の「勝興寺」
おおっ、なんだこの巨大なお寺は!入口の門には立派な彫刻が彫ってあるし、本堂はお城みたくてすっげぇ迫力。この勝興寺は、400年程前にこの地に建てられ、戦国時代には一向一揆の拠点として、江戸時代には加賀主前田家やお公家さんから住職を迎えた、北陸を代表する寺院になったんだって。なんてったって本堂は全国でも8番目の大きさなんだ。どぉりで立派なわけだ。ここの本堂の壁画は綺麗に直され、金箔も張り直してあるし荘厳さがあるなぁ。

 また、この勝興寺には七不思議の言い伝えがあるんだぞ。実ならずのイチョウ
 1つ目は「実ならずのイチョウ」。勝興寺の前庭に樹齢300余年の大きな雌のイチョウの木があるけど、この木は実がならないんだって。不思議だな〜。

 2つ目は「天から降った石」。これは前庭にある大きな石で、たたくと「キ〜ン」いう金属天から降った石のような音が鳴るんだ。このため隕石じゃないかとも言われている。一度叩いてみて。

 3つ目は「水の涸れない池」。本堂の左側にある池のことで、水が涸れないと言われている。なんでも、池の傍にある経堂の龍の彫刻が池に映ったら龍の霊が池に住みついて、龍が雨を呼ぶから水が涸れないんだって。不思議〜。

 4つ目は「屋根を支える猿」。これは本堂の四隅の大きな柱の上に猿の彫刻があって、手で屋根を支える形をしているので、本当に屋根を支えているんじゃないかと言われてるんだ。特に、北東側の柱にいる猿だけは片手で支えているんだって。不思議だな〜。

 5つ目は「魔除けの柱」。本堂の左縁に一本だけ材質の違う柱があるんだって。本堂はけやきの木で造られてるけど、一本だけ栗の木が使われてるんだ。古くから完全は災いを招くと言われるため、一本だけ別の木を使って、魔除けにしたと言われてるんだって。

 6つ目は「雲龍の硯」。これは本願寺八世蓮如上人が使っていた硯で、ずぅっと墨が涸れなかったと言われているんだ。と言っても、硯から墨が湧いてくるわけじゃなくて、この蓮如さんが大変な勉強家だったから、お弟子さんが「墨が絶えないように」っていつも墨を足してたんだって。これは納得!

 7つ目は「三葉の松」。これは本堂の右にある松の木。普通松の葉は二葉なのに、この松は三つ葉なんだ。これも不思議〜。

勝興寺は見どころがたくさんあるなぁ。
不思議と言えばオイラが動くのも不思議だけど・・・

   


次は洋菓子モカ


   

洋菓子モカ外観 ふう。やっと参道をくだりきった。参道には土産物屋や人力車が飾ってあるお店とかユニークな建物がたくさんあって勝興寺は参道ですら侮れないぜ。
  あ〜、たくさん歩いたらおなか空いた。おっ、あんなところにケーキ屋があるぞ。ここはフランス風洋菓子「モカ」か。ショーケースには、シュークリームやエクレア、モカ手作りのお菓子生チョコケーキなど甘くて美味しそうなものが並んでる。じゅる〜。どれも食べたいぞ。こっちのショーケースには「如意の渡し」、「雨晴」、勝興寺の地元の呼び名「ふるこはん」なぁんて、伏木にちなんだ名前のお菓子がたくさん。え〜い、迷った時は全部食べちまえ!
 「モカ」特製のシュークリームは、昔ながらって感じで、やわらかい皮の中に卵たっぷりのカスタードが入っていて懐かしい美味しさ。ここで売ってるお菓子はどれもこれも手作りのお菓子なんだって。ぱくぱくぱく。うまいうまい。

〜10分後〜

う〜、食べ過ぎた。このままじゃ太る。太ったらオイラもお菓子の材料にされちまう〜。腹ごなしに海岸まで歩くか。

   


次はDOCG(ディオチヂ)


 うわーい、また海だ〜と思ったら急な坂道!コロコロコロ・・・ざぶーん。うぅ、またしても・・・ お?さっき気付かなかったけどDOCG(ディオチヂ)外観 、海の傍になかなかいいお店があるじゃないか。「DOCG」って何の店?

 入ってみるとちょっと黄色めの灯りがいい感じ。DOCG(ディオチヂ)は伏木の海の傍に建つイタリアンのお店なんだって。DOCGって正式にはDenominazione di Origine Controllata e Garantitaってワインの格付け(店内から一望できる伏木の海保証付き原産地呼称統制)を表す言葉なんだ。ま、ワイン通だったらすぐに「ワインの好きな人が作ったお店だ」ってわかるってことだな。(つまりさっぱりわからなかったってことですね。)

 それにしてもいい眺め!おっきな窓からは伏木の海が一望できる。まるでオイラのための海みてぇだ。お得なランチ

  そしてここのランチはどれでも好きなパスタにプラス110円でパン&サラダorスープ&ドリンク&アイス、プラス320円でパン&前菜&スープ&デザートがついてくる・・・ってスッゲー!太っ腹だね、オーナー!そしてそして何よりウマイ!こーんなにお得で絶景で雰囲気も良くって、オイラ、ついでにワインも頼んじゃおっかなー。赤ワインひとつ!


次は如意の渡し


如意の渡しから出る船 1乗り200円 次はこの「如意の渡し」で船に乗って移動だ!何でもあの源義経と弁慶たちもここを渡ったんだって。そのときに渡守と義経一行にこんなエピソードが・・・
弁慶と義経の像
渡守:「あなた指名手配中の義経さんじゃない?」
弁慶:「こいつ義経なんかじゃないッスよ。加賀の白山から来た坊主ッス。」
義経:「そうなんス。」
弁慶:「そうなんスじゃねえ!このバカタレ!!」

ビシッ!バシッ!
くりボーイ船長の如意の渡し
義経:「痛いッス。」
渡守:「分かったよ。通っていいよ。」

弁慶は頭も良かったんだなぁ。よし!いざ対岸へ。



最後は吉久の町並み


    金屋を思わせる吉久の町並み ここは前にも来たことがあるような・・・?そうだ、金屋だ!金屋の千本格子の町並みだ!いつの間に戻ったんだろう・・・。
(ここは「吉久の町並み」です。ここでも千本格子の町並みが見られます。)
 この千本格子は確か・・・そう!「さまのこ」って言うんだ!あれ?「さまのこ」ってどういう意味だったっけ?さまのこ、さまのこ、きのこ、たけのこ、ふんふふ、ふーんって歌あったよね、確か。
     
万葉線吉久駅
  伏木って面白いものや美味しいものも多いし、昔ながらの雰囲気がオイラの心をくすぐるぜ!
  そして伏木って地元の人達がこれまたいい味出してるんだ。みんながみんな、まるでオイラのことを昔から知ってる近所のおじちゃん、おばちゃん達みてぇなんだ。

  懐かしいなぁ、父ちゃん、母ちゃん・・・ぐすん。そろそろ町に戻ろうかな。さみしくなったのかって?そんなんじゃないやい!たまには帰っとかないと父ちゃん母ちゃんが心配するだろっ?親孝行さ、親孝行!
アイトラム

  ・・・あ、向こうからやって来るのは、高岡駅前で見たアイトラムだ!乗ります、乗りまーす!!前から乗りたかったんだぁ〜うわーい、初乗車だぁー♪



   
   
   
   
   
   
   
   


「男心と秋の空」とはよく言ったもんだ・・・
 さてさて次はどこへ行くのでしょう?

   



  ☆地図中の番号をクリックすると上の説明にとびます!ぜひクリックしてみてください☆


マップ 今回辿った道順。

いきものの里へ! 中田北口バス停へ! 常国団地バス停へ! 一里塚&松原清松堂へ! 弓の清水へ! カフェ ド モコへ! ホタルの生息地へ! 人形芝居かすぺるへ! 鳥羽の滝へ! @JR伏木駅

A高岡市伏木気象資料館

Bやや家

C国指定重要文化財 勝興寺

D洋菓子 モカ

Eディオチヂ

F如意の渡し

G吉久の町並み

H万葉線吉久駅

   


※1 地図を見てお分かりのとおり、ディオチヂに直接行くならJR越中国分駅の方が近いです。
※2 他にも伏木北前船資料館(&コロッケ)万葉歴史館(&あんみつ)など面白げな建物が多数あります。絶対行け!・・・とは言いませんが、気が向いたらぜひぜひお立ち寄りください。
※3 国道415号線(十間道路とも言われる場所。)は春になると満開の桜並木となります。個人的に春のドライブはイチオシです。

   

インフォメーション


    「高岡市伏木気象資料館」  
  

   △住   所    高岡市伏木古国府12-5
   △電   話   44-6905  
   △営業時間   9:00〜16:30      
   △休 館 日   火曜日(祝日の時は翌日)、
             年末年始(12/29〜1/3)
   △入 館 料   一般210円、中学生以下無料
              団体(20人以上)160円

    「やや家」 

   △住   所    高岡市伏木古国府12−12
   △電   話   44-0037 
   △営業時間   10:00〜17:00      
   △定   休   火、水曜日


     「勝興寺」    
   
   △住   所    高岡市伏木古国府17−1
   △電   話   44-0037  
   △営業時間   9:00〜16:00        
   △休 館 日   無休
   △入 館 料   境内は無料
              本堂入館は、中学生以上300円

 「洋菓子 モカ」 

△住   所    高岡市伏木古国府7−14
△電   話   44-0531 

△営業時間   8:00〜19:30      
△定   休   火曜日



 「DOCG(ディオチヂ)」 


△住   所    高岡市伏木国分2-4-1
△電   話   44-2757 

△営業時間   11:30〜22:00
          平日は14:30〜1730まで閉店       
△定   休   月曜日、第3火曜日

   
ディオチヂへ! 国指定重要文化財 勝興寺へ! 洋菓子 モカへ! 高岡市伏木気象資料館へ! やや家へ! JR伏木駅へ! 吉久の町並みへ! 如意の渡しへ! 万葉線吉久駅へ!