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「ねぇねぇ聞いた?つくりもん作ったんだって。」
「えっ、誰が?」
「カラーの面々。」
「へぇ〜。」
「しかも大仏さまらしいよ、題材。」
「おっと、きたねぇ、大仏。で、やっぱアレなわけ?」
「アレなんじゃない、そりゃあだって、ねぇ・・・。」
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「『つくりもん』って、なんか野菜とかでいろいろ作るやつでしょ。」
「らしいんだけど、どうやって作るのアレ。」
「さぁ、よくわかんないけど、地元の人は前の日徹夜だって。」
「あららら〜・・・。」
「ちゃんと作れたんかしら・・・。」
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| プロットその1:作戦会議 |
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メンバー全員集結で、福岡つくりもんまつりに我らがカラーたかおかも出品すべく、全体構想から役割分担までを論議。
しかし、まったくの初参加のため(実際に見たことのあるメンバーもごくわずか)完成像がまったく描けず、その不安を打ち消すかのように徐々にイメージ先行・実現性減退の風潮となり、結果、当初考えもしなかった結論に達することに。
が、これ・・、ほんとに作れるんだろうか・・・。
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【作戦会議決定概要】
メインオブジェ−『アイトラムに馬乗りした「迦羅亜高岡大仏」』
キャッチフレーズは「合併発車オーライ!」
サブオブジェ −『ウィングウィング高岡』『女岩』『瑞龍寺』『鯉』
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| プロット その2:基礎づくり |
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福岡駅前の絶好ポイントを割り当ててもらい、さっそく発泡スチロールを削って基礎をつくることに。
しかしこの発泡スチロールが手強かった。のこぎりを引いても引いてもなかなか切れず、マジックで補助線をつけようが、最大に「こんせんとれーしょん」しようが思い通りにならず、切屑の山に埋もれていくだけ・・・。
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そして誰もがメインの大仏から離れ、それぞれのサブオブジェの基礎づくりに没頭し始めたのであった・・・。
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高岡駅前の??
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こくふぉ〜???
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| プロット その3:基礎づくりのつづき |
この尽きることのない不安を払拭するためにも、とにかくメインの大仏・アイトラムをカタチにすることに。これさえできれば、これさえできれば・・・。
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斬る!
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削る!
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組む!
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巨大かぼちゃも入手
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お〜、だいぶんカタチになってきた。
さて、これからどうしよう?そういえば作戦会議のときに出た「発泡スチロールに直でデコレーションするの?」という疑問をなあなあにしていたような・・・。 |
と、悩んでいるところに地元の方の声が。「発砲はねぇ、直接着色できないからけっこうやっかいやわ。」
えっ?着色?色塗るの?
あっ!いやっ、そうか。白いままだとデコレーションしても思いっきりアラが目立つから、最初から色塗っておくのか。な〜る、やられたなぁ。ということは、迷う余地なく「布」を買ってきてぐるぐる巻かないとダメなわけね。んで、色ぬりぬりするのね・・・。へ〜、そうなんだぁ。ふ〜ん・・・。
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気を取り直して。
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大仏の基礎づくり最終仕上げ及び布巻き作業に並行してアイトラムの光沢ある赤色
を出すため、小豆で車体を覆うべく「豆シート」を作ってしまうことに。
まずは、赤い布に窓部分の黒い布を貼り付けて、そこに黒ゴマをまんべんなくまぶす。 |
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して、まわりの部分は、小豆でびっちり埋めていく。少しずつ少しずつ…、焦らず焦らず…、豆マメまめ・・・。 |
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中秋の名月・・・
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まぁ、なんとかカタチにはなったかな?
あー、もうこんな時間。帰らねば・・・。
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| 土日では間に合わず、平日の夜も作業をすることに。
しかし、連日の慣れない作業のため疲労がピークに達し、少人数のせいかモチベーションは急降下。
そして突然の大雨・・・。
もうイヤやぁ・・・。
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| プロット その4:基礎づくりのつづきのつづき |
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この頃になると、他でもちらほら準備を始めるらしい。そこで、ちらっと見学に。
ん〜、なるほどぉ。それぞれ工夫がある。素朴だけど味わいがある。まるで車庫の中だけ別世界のようだ。すばらしい・・・。
こう一体感というかひとつの舞台のような・・・舞台!?
そうか、この感じは舞台か。よく見れば、他のところは土台があって、まわりはシートなどで囲ってある。
今更だがこれはやっておくべきだな。天気予報も雨のようだし・・・、よし!
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ビールケース(借物)を40個つなぎ(連環の計)、そのうえにベニヤ板(借物)を敷き、まわりをブルーシート(借物)で囲む。
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プロット その5:つくりもん
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ついに、前日。
からだダルい。まぶた重い。なんか気持ち悪い。
でも、ここまで来たんだからもうひと踏ん張りするか!
なんとか(大仏本体の)布巻きも色塗りも完了し、土台とシート張りもOK。野菜たちもどっさり用意して、いよいよ(野菜の貼り付け)開始っ!!
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と、意気込んでデコレーションを始めたのだが、今までの苦労がウソのようにチャッチャカチャッチャカと出来ていくではないか。
しかも、なんかこれは・・・楽しい!メンバーもどんどん増えてきて、あ〜なんだか学園祭の準備のよう。イイっ!なんかイイっ!たまらんっ!
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・・・すばらしい時間だ。 |
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と、言っている間に、サブオブジェたちも着々と完成していき・・・。
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渾身のでき『瑞龍寺』!
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豪華『ウィングウィング高岡』
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福岡のシンボル『鯉』!
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※ 名勝『女岩』!…は、事情により未完成。
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ついに、ついに我らが『迦羅亜高岡大仏』が完成したのである!!!
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構想:約3ヶ月。
他人事だと思っていた期間:約2ヶ月。
制作期間:約1週間。
厳しいなぁと感じた日:約2日
達成感と脱力感:いまだに…。
使用材料…
スーパーに並んでいるものほぼ全て…かなっ!
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| プロット その6:つくりもんまつり |
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そして、まつりのあと・・・。
あっという間にキレイさっぱり・・・。
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「なんだかもの凄いことになったよねぇ。」
「うん。途中どうなるかと思ったけど、なんとかなるもんだ。」
「だいたいこのなんともめでたい感じはどうよ。」
「まさにカラーの仕業って感じ。」
「ほんとに。」
「あと、あの大仏さまの顔サイコー。」
「やっぱ予想通りだったねー。」
「そうそう・・・。」
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「せ〜のっ」
合併発車オーライ〜
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| この度、福岡町のみなさんには、初参加の我々にあたたかいご支援・ご協力を頂きました。この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。 |
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